広島断酒ふたば会
〜お酒を断って新たな生き方を〜

断酒は、単に酒をやめることのみにとどまらず、
過去の悪行の一切を拭い去って新しく「ふたば」から出発するところに意義があります。
広島がその昔、「ふたばの里」と呼ばれていたことにあやかり名付けられました。

ニュース

広島断酒ふたば会

お酒をやめたい人、やめて欲しいと願う家族がともに集い、苦しかった過去の体験談を聞き、また語ることを通じてアルコールの害から立ち直り、回復を目指す自助グループです。

アルコールの害からの回復の取り組みについて

広島市及びその近郊に8つの支部を持ち、さらに支部の中にブロック組織を設けて各地域の福祉センターや公民館などをお借りして断酒例会を開催することにより、きめ細かく地域に寄り添う形で断酒への入り口をご用意しています。
お酒の害からの回復を願う方ならどなたでもお気軽に断酒例会の会場にお越しください。 

断酒例会

断酒例会の中身は、すべて出席者の体験談で構成されます。(例会は、体験談に始まり、体験談に終わる。)
毎月、例会テーマが示されますが、テーマに沿えない場合、独自の体験談を語っても構いません。
司会のリードにより気軽に発言していただけるように例会を運営しています。
例会の中で多くの人の体験談を聞き、また自身が語ることによって徐々に自分を見つめ直すことができるようになっていきます。
体験談の中から、自分の体験と照らし苦しかった過去を思い出すことによって、当時の自分を取り巻く背景や心模様を把握することが出来るようになるのです。(自己洞察)
この自己洞察を重ねる事こそがアルコール依存症からの回復の礎を築くことになるのです。
体験談の内容は、外部には一切流出しないこととしていますので、初めての方でも安心して断酒例会に参加できます。

ご家族や支援者の参加を重視します

広島断酒ふたば会は、アルコール問題に悩む本人はもちろん、そのことを心配し回復を願うご家族や支援する方々を重視し歓迎します。(家族会員)
本人同様、断酒例会に参加いただき、悩み事や困りごとなどの体験を語っていただくことで、ご自身もアルコール問題からの回復を目指していただきます。
断酒会では、ご家族や支援者の方々の断酒例会への参加が「回復のカギを握る。」とされています。
アルコール問題のない幸せな家庭の再構築が私たちの究極の目的でもあるのです。

広島断酒ふたば会では、断酒例会以外にも毎年、飲酒運転の根絶を目指して飲酒運転追放パレードと啓発チラシの配布を行うなど少しでも社会のお役に立てるべく活動を実施しています。

また、広島県、広島市やエリア内の各市町の担当行政窓口や医療機関との連携を進めて、お酒でお困りの皆さんに私たちの存在を認知いただく機会を提供する努力をしています。